2016年をまとめた記事で振り返ってみようと思います。2016年の日本ビーチサッカー界はビックニュースから始まりました。日本代表は国際親善試合でのタヒチに勝利、第5回アジアビーチゲームズでは優勝、ブラジルにはPK戦に追い込むなど、来年のワールドカップイヤーに向けて良い準備ができた年になったのではと思います。
国内チーム編
シーズン前の様子
東京レキオスBSに所属していた茂怜羅オズと後藤崇介のFusionへの移籍、さらに後藤崇介がオーナーを務めるインテル ジャパンBSの設立という、いきなり日本ビーチサッカー界がざわつくニュースが出てきました。
第9回金武町杯
注目のFusionは残念ながら予選敗退。優勝したのは昨年3冠を達成したドルソーレ北九州。今年もドルソーレの年になるのか?と思わせる大会でした。
The Beach Soccer USA Cup 2016
世界中から強豪チームが集まる国際大会でもあるこの大会に、今年はドルソーレ北九州とFusionがそれぞれ単独チームで出場しました。国内で無敗を誇っていたドルソーレ北九州も世界の強豪には敗戦しベスト8で大会を終えています。
第11回全国ビーチサッカー大会
優勝をしたのは大会前にタイアルイ、ベルナルドの外国人の補強を行ってきたFusion。海外のトップ選手が日本のチームでプレーしているのには驚きと興奮をおぼえました。そして、この大会の準決勝でドルソーレ北九州がソーマプライア沖縄に敗れ国内では1年10ヶ月ぶりの敗戦となりました。
第2回Beach Soccer地域リーグチャンピオンシップ
各地域リーグのチャンピオンが参加する大会、優勝を争ったのは全国大会同様にFusionとソーマプライア沖縄。ここではソーマプライア沖縄が全国大会のリベンジを果たし大会初優勝を遂げました。
Araha Sereiacup 2016
レディースの大会も行われました。これからもっと女子の参加が増えることを願うばかりです。
ビーチサッカー日本代表編
ブラジル遠征(2016/03/17~29)
セントラルクラブやフラメンゴのクラブチームとの試合やブラジル代表との親善試合も2試合組行われました。 ブラジル代表には2戦とも差を開けられたことを感じさせる試合だったそうです。
Continental Beach Soccer Tournament 2016
中国の内モンゴル自治区のオルドス市で行われ、アジアから8カ国がトーナメント戦で順位を決めていく大会です。日本代表は準決勝のイラン戦で1-5と敗れ、3位決定戦ではベトナムを8-4で下し3位でした。
国際親善試合 日本vsタヒチ
タヒチ代表はFIFAビーチサッカーワールドカップでは昨年の2015年度は準優勝、2013年度は4位と常に上位に食い込んでいる強豪国。そのタヒチを相手に2戦2勝とこのあとに控える第5回アジアビーチゲームズに向けて弾みをつけました。
第5回アジアビーチゲームズ
そして今年はなんといってもアジアビーチゲームズ!決勝では延長戦の末4-3でオマーンを下し、悲願の初優勝を果たしました。
Super Cup of Nations SANTOS 2016
ブラジルのサントスでブラジル、日本、イタリア、メキシコの4ヶ国による大会が開催されました。今年の3月にも親善試合で敗れているブラジルには4-4のPK戦までもつれ込みましたが惜しくも敗戦。イタリアには3-1で勝利し昨年のワールドカップのリベンジを果たすことができました。
その他
その年のベストプレイヤーを決める Beach Soccer Stars。今年のMVPはポルトガルのマジェール。そして茂怜羅オズは3年連続のベスト5を受賞しています。